木也屋の古民家調の住まい

見学会でも少しご紹介した住まいですが、改めて若干の説明を交えご紹介いたします。

まずは建物外観から。

正面入り口

右側が車庫、左側が住居。中央が車庫と住まいをつなぐ屋根。

中央の屋根から玄関側


前回の記事の中では「車と趣味を兼ねる車庫」を計画しました。最近要望の多い車庫のありかたです。そもそも車庫は車を入れる場所として考えますが、以前からそれ以外の用途を組み合わせて建てることがほとんどです。

その代表は「物置」。外で使う畑の道具、バイク、自転車、三輪車、除雪機、はしご、スキー、ゴルフバッグ、そしてとりあえず使う出番のない物品の数々を詰め込んでおく場所です。

そしてもう一つは「食品庫」。農家ではないものの、畑を作りある程度の野菜を自家栽培する方にとってはその保存、保管場所が必要になります。コメ専用の冷蔵庫、大型冷凍庫などを備える人もいるでしょう。「食品庫」に入れておくものといえば食材(コメや野菜、自家製の漬物)、飲料(まとめ買いのビールや飲料水)、調味料(味噌樽)、食器(普段あまり使わないもの)、調理道具などがあります。家族分の食材食器ですからかなりの量に。「食品庫」は車庫や物置と一緒である必要はありませんが、設計の段階で確保しておきたい場所の一つです。

こちらの住まいはいわゆるキッチンスペースには流し台の他に食器棚と調理台があり、隣の場所(住居内)に食品庫を計画。加えて車庫にも食品庫(一部物置)があります。そもそも「車庫の中の食品庫」であるため道路との関係を優先して考え、また「食品庫」として日常使いやすい場所であるように設計いたしました。

建物が建つ「敷地」は、大きさや形状、立地や接道、方位等がそれぞれ異なりますので、ある住まいの例として参考にしていただければと思います。


右側が道路であるため道路面に接するように車庫、屋外駐車場があります。車4台(最大6台)分のスペースがあり、その奥に住まい。車庫と住居が独立しているので、建物をつなぐ中央部分で雨や雪で濡れてしまいます。濡れずに済めば勝手良好。そこで中央の「つなぐ屋根」を設置。正面中庭に植えた山茶花が家族を出迎えます。


曲がった欅の梁、白壁に濃茶の下見板、石と洗出しの床。

こちらの住まいは木也屋でも人気のある和のスタイル。その建物を機能的、意匠的にバランスよく繋いでいる屋根。古材を使っているわけではありませんが、古民家を思わせる佇まいに仕上がりました。

「古民家調の住まい」と書いておりますが、建物は建物。その後に「素敵な味付け」をしているのはお客様です。室内にはセンスのいいコレクションが飾られ、見ていると楽しくなります。

そのコレクションの一部がこちら。

蓮で作られているものはお客様自身によるもの。古い桐ダンスを加工し食器棚として活用(木也屋製)。

新築時に写真を撮りますが、こうしてお客様が住んでいる写真のほうがいいですね。

こちらの住まいで使われている建具も設計。松代で作られている伊沢和紙を使い、襖や障子を製作いたしました。

階段左が食品庫

2階共有スペース

中央の屋根から車庫側

ここにあるベンチは、以前の住まいを解体したときに出た「階段板」を使って作りました。玄関に飾られた手作り表札と合わせ完成時にお客様へプレゼント。


その他設計において考えたことはたくさんありますが、今回はこのへんで。



お客様のご厚意で住まいを見学していただくことができます。(新築を考えているお客様に限ります)

お名前、ご住所、電話番号、希望日をメールまたは電話で連絡の上、お申し込みください。

木也屋 きなりや

木也屋では上越の住まいの新築、増改築を承っております。一戸建ての新築やリフォーム、アパートや店舗の新築や改装も承っております。木也屋の住まいの特徴は、無垢材を豊富に使った温かみとやさしさのある住まい。欅、桜、楢、胡桃など国産の広葉樹を使い、より上質な仕上がりと住み心地を実現。上越の豪雪に耐え快適な住まいをご提案いたします。店頭で広葉樹一枚板や木の器を展示販売しておりますのでお気軽にご来店ください。

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