作るよりも、再利用
店の庭のオオヤマザクラが咲きました。
大きくしっかりとした淡紅色の桜です。
こちらはヤマザクラ。もう終わりです。
徐々に樹勢が衰え、花も葉も付けなくなったため、数年前に切りました。
しかし、オオヤマザクラは幹から伸びた枝が大きくなり今年開花。
ヤマザクラはひこばえから開花。
また大きくなってくれればいいんですが。
店周辺では、
ゼンマイが採れます。
太くて立派なものはありませんが、採ったゼンマイはお客さんのところへ。
この冬、ほとんど雪がありませんでしたが、採れる時期はいつもと変わりません。
…………
話は変わってマスク。
先日、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部から各都道府県に事務連絡がありました。
新聞等でご覧になった人もいるでしょうが内容はこちら ↓
https://www.mhlw.go.jp/content/000621007.pdf
マスク不足につき、医療現場でサージカルN95レスピレーターを再利用してくれと…
再利用方法についての記述もあります。
一般社団法人職業感染制御研究会のホームページでは、
N95/DS2マスク除染と再利用に関する情報公開ページ ↓ に
http://square.umin.ac.jp/jrgoicp/index_ppewg_n95decon.html
マスクの再利用についてのお願いと、再利用方法について書かれています。
別の医療情報のページでも、
ホテルにマスクがあるのに病院にない
病院では1週間に1枚の支給
…等、医療現場は切迫した状況であることが書かれています。
以前ブログで紙パック防塵マスクを作ってみましたが、医療現場の記事を見ていると作るより「再利用」のほうがいいのではないかと考えるようになりました。
無駄に使っていたわけではありませんが日常使う一般的なマスク、仕事で使う防塵マスクをできる限り再利用し、手持ちの在庫を減らさないようにすれば購入せずに済みます(そもそも買えませんが…)。
そこで上記の「N95/DS2マスク除染と再利用に関する情報公開ページ」にある記述の中で、
マスクの除染にあたって
(1) 加湿熱を利用する
と書かれています。内容は ↓
http://square.umin.ac.jp/jrgoicp/ppewg/n95decon/Heat_N95DECONVer.1_JP.pdf
除染に必要な器具の中で、医療用の保温キャビネット、水槽、オートクレーブ、オーブンなど一般家庭にありません。
しかし、除染とマスクの性能維持に必要な条件は、
65℃~80℃の温度維持、50%~85%の湿度維持
それって…
これのことか?
とりあえず
やってみよう!
電気ポットで加湿熱除染
電気ポットに入れる道具
小さいざるの中にマスクを入れます。
ボコボコとお湯が沸くので、ポット内のぐらつきをなくすためにステンレスワイヤーで足を作ります。
水を少量入れ、ワイヤーを入れます。
ボウルとざるを入れます。
ボウルは防塵マスクを入れたときに出る(かもしれない)汚れた水を受けるために入れます。
マスク投入。
電源を入れ、異変がないかしばし観察…
観察…
出来上がり。
あとは干すだけ。
2回やってみましたがほとんど毛羽立ちません。
当てガーゼをしつつ、これでいってみようか。
リンク先(除染と再利用に関する情報公開)のページには
〇 60℃-75℃、30分で溶液中の関連コロナウイルスを不活化
〇 70℃、湿度85%、30分でN95上のH1N1およびH5N1インフルエンザ(非コロナウイルス)を不活化
〇 この方法で、N95上の全ての細菌やカビの胞子を不活化できるわけではない
※この方法とは電気ポットのことではありません
〇 N95上のコロナウイルスの熱不活化に関するデータはない
そして、
〇この方法は、FDAの承認プロセスで検証されたものではない
※この方法とは電気ポットのことではありません
とあります。
やってみたところで効果のほどはわかりません。
調べることはできません。
マスクを洗う人
ドライヤーの熱を当てる人
除菌スプレーをする人
いろいろやり方はあると思いますが、気分的に抵抗の少ない再利用方法は自分にとってはこれかなと…(防塵マスクはまだ試してません)
研究者と実験した台湾の「電鍋」がいいかもしれませんね。
フデリンドウ
山の花はコロナ騒ぎと無縁です。
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